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綱吉とXANXUS。多分未来。
「死ぬなよ」
「死なないよ」
「驕りは死につながるぞ」
「はは。相変わらず厳しいね、XANXUSは。というかそれを君が言うの」
「・・・・・・・」
「そんな怖い顔をしないでよ。茶化すつもりはないんだ。俺はいたって真面目だよ」
「どうだかな」
「つれないね」
「手前に付き合ってやる道理は俺にない」
「確かに」
「・・・・・・」
「ねぇ、さっきの死なないって言葉だけど、訂正するよ」
「・・・・・・」
「俺は死ねないよ」
「・・・・・・」
「だって俺は」
「・・・・・・」
「みんなにまもられるために生きていないと、いけないだろ?」
「・・・だから手前はカスだってんだ」
「ええ。スクアーロと同列?あ、でもスクアーロはXANXUSの中で上位にいるから結構いいってこと?」
「いい。お前やっぱり死んでこい」
この命は俺以外のために
ふと思った。10年後に綱吉が10代目になっていたら獄寺君たちは部下になっているわけで。かれらは自分の命に代えても綱吉を守りたいわけで。だとしたら綱吉は彼らのためにも死ねないよなぁ、と。自分で死んでもいいと思っていても誰かを想うと死ねないって微妙だ。自分がいなくなったら生きられないひとって本当はいないかもしれない。なんだかんだいってなんとかいきていってくれるんじゃないかとか。そう言う意味での癒えない傷はないだろうなんて考えたりもするけど。そしてXANXUSと綱吉はなんだかんだいって対等に近い存在だといいなって話。
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リサイクルそのさん。コロネロとスカル。
他の話もそうですが突然始まりぶつりと終わる話。
昼も嫌い、だけど夜はもっと嫌いだとスカルは言った。同時に黒いグローブが瞳を狙って突いてくるのを感じてコロネロは身を退いた。軽く薙がれた金色の前髪が数本、闇に落ちて煌いた。
黒服を好むがゆえか、闇に半分溶け込んでいるスカルは手にしていたナイフを夜道に投げ捨てる。コロネロの髪よりも鈍く曇った刃は瞬く間に闇に消えた。
完全によけきることのできなかった自分の反射神経を呪いつつ、コロネロは先ほどの言葉を思い返す。夜も昼も嫌い。ならばこの世界でこいつは何が好きなんだとコロネロは思う。
「先輩は、太陽みたいだ」
(だからどうした)
コロネロが浮かんだ言葉を飲み干したのは言ったスカルから剣呑とした雰囲気が消えていたから。スカルの染められた不自然な色の髪は光を鈍く喰らい闇に溶け込んでいく。
ミラーシェイドの奥の瞳だけが昏い光を世界に向けて放っていて、コロネロはそれを見失うことのないように瞳を細めた。
くらやみにきんいろのひかり
うちのコロネロはスカルのことが好きなんだと思われる(妙に自信のない発言ごめんなさい)。公式ではラルとコロネロなんだろうけど。私の書いてる虹捏造はラルが女の子だとわかる前に書いていた話も多くてそのせいか捜索の中に女ラルと男ラル(オリジ万歳)がいるんですけど(書き直せ)。虹児大好き。10年後全滅とかでショックですけど。せめてヴェルデのヴィジュアルを教えて欲しいなぁ。脳内(捏造)で彼(彼女?)は綱吉のことが好きな子になっちゃってます、よ。そしてやたらと長いなここ。上に関することにほぼ触れていないのに。
コロネロと骸。
リサイクル第2弾。
「本当に珍しいなコラ」
油断すると引き込まれちまいそうだと太陽の光よりも目映い金色の髪をもつ少年はまじまじと骸の瞳を覗き込む。疎ましく忌み嫌われるほどの異彩。
「そうですか?」
それより君はなかなか積極的ですよねぇ。
クフフとソファに寝転がる骸は自分の腹の上に馬乗りになった少年の頭を撫でる。指ですくうたびに光を反射するのか飲み込むのか。きらきらと輝く髪に飽きずに触れているとその動作が気に入らなかったのか少年は腕を掴んで骸を睨みつけた。青色。鮮やかな蒼の輝石に骸の姿が映る。
(ああ、今このひとの視界には僕しかいない)
結果的に見つめあう状況になった視線を先に外したのは少年のほうだった。骸の瞳に興味を失くしたかのように身軽な動作でソファから離れる。
(信じられないほど深く濃い青。楽園の空よりも理想郷の水面よりも鮮やかなそれを手にするためならば)
「君の瞳を僕にくれるというのなら、僕は喜んで君にこの瞳を奉げましょう」
青色の瞳の奥に海と空の果てをみた
まだ未来編が始まる前に書いたネタメモからコロネロと骸。アルコバレーノの成長についてはスルーの方向で。私にしてはCP色が強いといえるかもしれない。
ハルとXANXUS。
昔書いていたのを少し直してみた。
「有難う、か?」
呟きに温もりにまどろんでいた頭は覚醒した。
思わずがばっ、と勢いよく顔をあげて上にあるザンザスの顔をまじまじと見つめるとあまりに不躾な視線を不快に感じたのかザンザスは眉間の皺を深くした。
「なんだ」
「いえ、ただあなたの口からそんな言葉がでてくるとは意外だなと思っただけですよ」
「お前が言ったんだろう」
「何をですか」
ザンザスの不可解な発言を衝撃の言葉によって回転の鈍った頭を駆使して記憶を辿る。
『幸せな気分になるとありがとう、って言いたくなりますよね。幸せをもたらしてくれた要素に。いえ誰かに対して、って訳ではないんですが』
言った。
たしかつい先程のように凄く眠くて堪らなかったときに彼がそばにいてくれて、なんだか幸せになったのだ。それを感謝したくなって、ありがとうと。くだらないと一笑した彼に、いいじゃないですか。言いたい気分なんですから。あなたはもう少し自分に正直になってくださいよ、とも。
「ええと」
つまりあのありがとうは自分に対して発せられたものなのかと問うと苛立ちの濃い表情のまま彼は苦々しく頷いた。
「ありがとうございます」
言葉の魔法
うちのハルは綱吉至上主義ですが、他の人とも仲がいいです。彼女は普通に他者によりかかれる子なんじゃないかなと。そして彼女は関わった人の世界を否応なく良い方に廻していく。
そうだね。
歪んでいるね。ひび割れて軋み捩じれたそれはいびつで誰かに見せるのは憚れるかもしれないね。薄汚れてがらくたみたい。きれいとは言えないな。それでも傷一つないきれいなものより僕はそれを愛しいと思うけど。
修復不可能なんて決め付けたのは誰。あなた自身でしょ。あなただけでしょう(だってあなたは他に見せることさえためらって閉じ籠った)。
手遅れなんて言葉で諦めないで。
歪んでいるね。ひび割れて軋み捩じれたそれはいびつで誰かに見せるのは憚れるかもしれないね。薄汚れてがらくたみたい。きれいとは言えないな。それでも傷一つないきれいなものより僕はそれを愛しいと思うけど。
修復不可能なんて決め付けたのは誰。あなた自身でしょ。あなただけでしょう(だってあなたは他に見せることさえためらって閉じ籠った)。
手遅れなんて言葉で諦めないで。